ダメ男×生意気ボーイ。映画「アバウト・ア・ボーイ」で心温まる時間を。

映画

こんばんは。仕事が無い、ダメ男です。じゃなくてさめおです。

本日紹介する映画は2002年公開のイギリス映画「アバウト・ア・ボーイ」です。主演はラブコメ映画の帝王、ヒュー・グラントと若き日のニコラス・ホルト。まずはあらすじからどうぞ。

あらすじ

38歳で無職かつ独身のウィル・フリーマン(ヒュー・グラント)は亡き父がクリスマス・ソングを一発ヒットさせたおかげでお気楽な印税生活を送っていた。ある日、ウィルは12歳の少年マーカス(ニコラス・ホルト)と出会う。マーカスはシングルマザーの母親フィオナ(トニ・コレット)のひどい鬱病に悩んでいた。そんな矢先、フィオナが自殺を図る。母をこれ以上一人にしておけないと考えたマーカスは、ウィルと母のデートをセッティングする。それ以降、次第にウィルのアパートに入り浸るようになるマーカス。生活のリズムを狂わされ困惑するウィルだったが…。

感想・解説

実は結構前に観たことがあった映画です。面白かった記憶はあるもののストーリーが曖昧だったので再鑑賞。(唯一序盤のカモを○○しちゃうシーンだけ覚えていましたが…)

で、鑑賞してみたらやはり面白い。作品自体は全体的に緩く、衝撃的な展開があるわけではありませんが、心を少しだけ温めてくれます。

まず本作主演のヒュー・グラント。彼は90年代~2000年代にかけて数多くのラブコメ映画に出演していましたが、本作もその全盛期に作られた作品です。ただし今回は少年マーカスとの交流がメインとなるため、ラブコメ成分は控えめ。それでもヒュー・グラントがプレイボーイっぷりを発揮するシーンは多々ありますが、38歳無職独身という設定なのでいつも以上にダメダメ感が…。しかし似合う、そしてイケメンなのがずるいところ。

そしてもう一人の主役は本作が子役としてブレイクするきっかけになったニコラス・ホルト。本作が出世作となり、その後も「X-MEN」シリーズや「マッドマックス 怒りのデスロード」などの話題作に出演し、活躍の幅を広げています。大人になってからは花開けず終わってしまう役者さんも多い中、順調にキャリアアップしていますね!そんな彼が本作で演じるのはちょっと生意気で皮肉っぽい少年、マーカス。作中でもさらっと触れられていますが、ホームアローンケビンに近い印象ですね。そんな彼がヒュー演じるウィルに対して徐々に心を開いていく姿はこちらもほっこりします。

そんな二人を中心として、物語はゆるーく進んでいきます。本作のテーマは「人は孤島ではない」、つまり一人では生きていけないよね、という部分。人と触れ合う事で自分を満たす存在を感じるウィル、自身のいじめ問題とシングルマザーで苦しむ母親を救うために様々な関係を模索するマーカスは、徐々にお互いを必要とする友人のような親子のような不思議な関係になっていきます。本作は最後まで何かが根本的に解決するわけではありませんが、お互い少し歩み寄るだけでこんなにも幸せがあるんだという事を教えてくれます。

またこの優しい世界観を作り出す大きな要因になっているのが、アコースティックな楽器を中心に奏でられるサウンドトラック。本作の音楽はイギリスのシンガーソングライター、バッドリー・ドローン・ボーイが手掛けており、メインテーマであるsomething to talk aboutは聞くだけで本作の色々なシーンが浮かんできます。

something to talk about-badly drawn boy

作品終盤ではヒュー・グラントとニコラス・ホルトのデュエットが聞けたりと、作品全体を通して音楽の比重がかなり大きい作品でもあります。最近だと「500日のサマー」で有名なマーク・ウェブ監督の作風に近いと感じる部分も多かったですね。

まとめ

評価:☆☆☆☆★(4/5) 誰にでも勧められる心温まるヒューマンドラマです!

主演二人の掛け合いと作風にピッタリな音楽が心地いい、文句なしの一作。家でゆっくりしながら鑑賞するのにピッタリです。特にオススメできるのは最近なんか疲れている方やダメ男×生意気ボーイが好きな方ですかね。癒し効果は結構高いと思います!

今日はこんなところで。ではまた。

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