【ざっくり解説】超初心者向け!アメコミへの道

アメコミ

こんばんは。新車の匂いが好き、さめおです。

今日のテーマはアメコミ。元々とある作品を紹介しようと思っていたのですが、その前にまずアメコミって具体的にどんなもんなの?っていうのがわかっていないと説明しにくい部分も多かったので、まずはアメコミ自体の解説をしていきたいと思います。

ちなみに僕自身もアメコミ読書歴は2年弱とそこまで長くないので、かなりざっくりした解説になります。その点だけご了承ください…。

アメコミとは?漫画との違いは?

アメリカン・コミックスの略語で、我々の身近なところで言う漫画です。しかし複数の点において、我々の良く知る漫画との違いがあるのです。

製作方法

まず最も大きな違いは、その作り方。日本で漫画家というと製作に関わるほとんどの作業を1人もしくは2人で行い、アシスタントがその手伝いをするという製作手法が一般的だと思います。しかしアメコミはストーリーを考えるライター、下絵(ネーム)を書くペンシラー、線画を仕上げるインカー、彩色を行うカラリスト、文字を入れていくレタラーなど非常に細かく分業化されています。

またこれらの担当は話ごとに違う場合もあります。1話進んだらなんか全然違うスパイダーマンが出てきたりする事もあるのです。漫画に馴染みのある日本人にとっては強烈な違和感を覚える部分なのですが、こんなケースが発生する背景にはキャラクターの権利が関わっています。

作品、キャラクターの権利

漫画業界では個人の漫画家が出版社へ作品を持ち込み、雑誌へ掲載してもらうという手法が一般的です。そのため作品やキャラクターの著作者は漫画家本人となります。しかしアメコミの場合は出版社に所属するメンバーが話を作ったりキャラクターを作成したりするため、作品の権利を会社が持っている事になります。そのため会社として作品が続くのが第一優先で、誰がどの作業を担当するかも会社次第なのです。まぁ当然同じ人がやった方が一貫性もあるので、特別な事情が無い限りはメイン担当がやりますが、長期連載作品などでは途中で作者が変わるパターンも多いです。

このような事情があるため、アメコミではクロスオーバーと呼ばれる複数ヒーローの共演が度々発生します。日本でクロスオーバーするためには作者同士の了承を取ったりしなければならないので、人気のヒーローたちを自在に共演させられるのはアメコミの特権ですね。

売り方

漫画は週刊もしくは月間で発行される雑誌に掲載されるパターンが一般的ですが、アメコミはリーフと呼ばれる小冊子を1話ずつバラ売りする方法が一般的です。大体1冊100~500円位なので、日本の単行本と同じくらいですかね。少し高く感じますが、前述の通り分業で人件費が多くかかる事、オールカラーである事を考えると妥当な値段ではあります。

主な出版社

今までの説明でアメコミの成り立ちをある程度理解してもらえたと思うので、続いては出版社について。日本で言うところの集英社や講談社、小学館などですね。

MARVEL

今アメコミと聞いて思い浮かぶ会社と言えばMARVELではないでしょうか?アベンジャーズなどの映画で大成功しているため、日本での知名度も一気に上がってきていますね。最近では絶対見てないでしょ、って言いたくなる女子高生なんかもMARVELリュックを背負ったりしているので、だいぶ一般層に浸透してきてると思います。

代表的なヒーローはアベンジャーズシリーズに出ているアイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど。またウルヴァリンやデッドプールなどが所属する超人集団X-menもMARVELのキャラクターです。

DCコミックス

そんなMARVELと双璧をなす出版社がDCコミックスです。映画もMARVEL程ではありませんが成功を収めており、少しずつその名前を聞く機会も増えてきました。

主なヒーローはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマンなどジャスティスリーグで有名なキャラクターたち。また近年ドラマで人気を博しているフラッシュやグリーンアローなどもDCコミックスのキャラクターです。

その他

アメコミというとMARVELとDCコミックスが2大勢力なのですが、他にも出版社はあります。特に最近名前を聞く会社は300やシン・シティなどを作ったダークホース・コミックス。僕の好きなヘルボーイもダークホース・コミックスのキャラクターで、上記2社と比較するとちょっとダークなイメージ。他には映画化もされたスポーンを生み出したイメージ・コミックスなどもあります。

ついでに知っておきたい。次元って何?

ここまでの説明でアメコミというものの成り立ちがある程度分かってもらえたと思います。そこでもう少し踏み込んで次元という単語を知っておくともっとアメコミが理解できます。

アメコミというものは50年以上前から存在しており、基本的に続き物になっています。そのため長く続けていると新規の読者が入ってこれなくなるというデメリットで出てくるのです。そこである程度のスパンで次元をリセットする、という技が使われています。これは近年の映画界で言うリブートみたいなもので、設定はそのまま新しい世界(=次元)を構築するという手法。これにより新規参入の壁を取り払っているのです。

またリセット以外にも作中に色々な次元(=パラレルワールド)を作る事で、主要人物の死など衝撃的な物語を作る事も可能です。そのためアメコミを読み始める際はその作品がどの次元の作品なのか、という事も重要な要素の一つになります。

ちなみにMARVELは映画シリーズのMCU(Marvel Cinematic Universe)や20世紀FOXのX-Menシリーズにも次元番号を振って、漫画のパラレルワールド扱いにしています。こうする事で原作をなぞる必要も無くなるので、漫画の映画化みたいに原作と違う!なんて言われる事も無いのです。(それでも作品の出来が悪ければ当然批判されますが…)

じゃあどれから読めばいいの?

とりあえず色々説明したものの、初めて入る方は「じゃあどれから読めばいいの?」っていう疑問が残っていると思います。出版社の歴史分だけ続いている訳なので、日本の漫画のように始めから読むというのも難しいです。で、結論から言いますと

興味のある作品から読め!

ほんとこれしかないんですよ。先程解説した通りリブートがかかって読み始めやすい、なんて作品もあるんですが、キャラクターの説明なんかはあんまりないんですよね。なので興味のある作品や好きなキャラクターが主役の作品から1つ選んで読む、その前後の繋がりが気になるなら調べるっていうのが結局一番楽しめるかと。特に最近は映画の原案になった作品が良く邦訳されているので、映画を観てからそれらを読むのもアリだと思います。

最後に

最後の最後でだいぶ投げやりになっちゃいましたが、ほんとこれ真理です。そのためまずは色々な作品、キャラクターに興味を持つことが第一歩ですね。その材料として映画シリーズのMCUはほんとピッタリです。そのうちMCU解説記事もやりたいけど、他ブログ様でまとまっているのがいっぱいあるのでどうしようかなって感じ…。

ここまで長くなりましたが、これでアメコミ基礎はお伝え出来た(と思っている)ので、明日は早速オススメのアメコミを紹介する予定です。お楽しみに!

今日はこんなところで。ではまた。

コメント