映画「アクアマン」ネタバレ解説・感想!全てが圧倒的。本作に関わった全スタッフに感謝を込めて…。

アメコミ

こんばんは。泳げません、さめおです。名前負けです。

あの話題作!アクアマンを!ついに!観てきました!もうとにかくアドレナリン出っぱなし!凄い!ヤバい!語彙力ヤバい!あぁ~!って感じです。もうね、革命ですよ。恐るべしジェームズ・ワン。恐るべしジェイソン・モモア…。とにもかくにもあらすじから。

あらすじ・予告編

海底王国アトランティスの女王アトランナ(ニコール・キッドマン)と灯台守の人間の間に生まれたアーサー・カリー/アクアマン(ジェイソン・モモア)は、海底国ぜベルの王女であるメラ(アンバー・ハード)の知らせによって、アトランティスが人類の支配を目的とした侵略を始めたことを知る。自由に生きたいアーサーはメラの助けを一旦断ったものの、その直後アトランティスの王オーム(パトリック・ウィルソン)から攻撃を受け、身をもって彼らの脅威を体験する。平和を取り戻すため、彼はメラと共にアトランティスへ向かうが…。

映画『アクアマン』日本版本予告【HD】2019年2月8日(金)公開

解説・感想

本作はDCコミックスが展開する映画シリーズ、DCEUの6作目。ヒーローチームの活躍を描いた「ジャスティス・リーグ」の直後を描く作品でもあるため期待値も高かったのですが、それをあっさり超える出来を叩き出しました。以下ネタバレ有りですのでご注意ください!

監督:ジェームズ・ワン

超大作である本作の監督ならば、さぞかし大作映画をいっぱい撮っている監督なんじゃないか。こう考えるのは当然です。しかし本作でメガホンを撮ったジェームズ・ワン監督「ソウ」シリーズ「死霊館」シリーズなどのホラー作品で高い評価を得ていた監督。これらの作品は予算かけまくった超大作!という訳でもなく、実際に彼が撮った大作映画は2015年の「ワイルド・スピード SKY MISSION」くらい。しかしそこで彼は大作映画もしっかり作れる事を証明し、本作の監督にも選ばれた訳です。

実は僕、ホラー苦手、ワイスピあんま観てない人間なので、彼の監督作に対する知識全然無いんですよね。「ソウ」には驚かされた記憶ありますが、あれ2004年公開なんでもう15年前ですよ…。え?15年前?とにかく、全然彼と大作映画が結びつかない状態で観に行ったんですが、開幕10分でそれを忘れるくらい圧倒的でした。ありがとう、ジェームズ・ワン

主演:ジェイソン・モモア

正直彼も僕の中では「ジャスティス・リーグ」観るまではあんまり知らん人だったんですが、ほんと良い筋肉さんです。映画というよりはドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で大注目された、今勢いのある筋肉です。こんなに優しい目をした筋肉、他にいません。

筋肉筋肉うるさくて申し訳ないんですが、最近ほんと筋肉の人減りましたからね。シュワちゃん、スタローン、セガールみたいな圧倒的筋肉俳優って、今ロック様くらいしかいないんですよ。そこに出てきた期待の新星、モモアさん。彼が再び筋肉ブームを起こしてくれる事を僕は期待しています。次期エクスペンダブルズ候補最有力。ビバ・筋肉。

脇も豪華

モモアを脇を支える筋肉…じゃなくて共演者も強い。ヒロインは出演作うんぬんよりもジョニー・デップの元妻として語られがちなアンバー・ハード。もう超美人。正直衣装それどうなの感凄いんですが、それを感じさせないオーラが。ファビュラスですよ、あなた。

敵役の参謀(裏切り願望有り)かつ主人公の師匠ポジションという超絶おいしいキャラ、バルコは名優ウィレム・デフォー。そんな彼とアメコミ映画、これで思いつくのはやはり初代「スパイダーマン」の敵役、グリーンゴブリンですね。それ以外にも敵キャラで魅力を出す事の多い彼ですが、今作はちゃんと味方してました。僕は終盤まで敵キャラ裏切ると見せかけてこっち裏切るんじゃないかとドキドキしていました。アメリカの本田博太郎ですよ、彼は。

まさかの開幕アクションをかましてくれたニコール・キッドマンも良かった。本作のスタートダッシュを華麗に決めたのは彼女ですし、実は生きてましたっていうお約束だけど熱いやつもやってくれました。素晴らしい。個人的にちょっと残念だったのはドルフ・ラングレン。もっと筋肉俳優っぷりを出してほしかった…。モモアとの筋肉共演期待してたのに…。

圧巻の水中シーン

これは予告編からもうわかっていたんですが、水中描写が凄すぎる…。もうどうやって撮ってるのか考えてもわからなかったんで途中でやめたんですが、あの水中での抵抗感とか水しぶきとかアクションの軌道を描くところとか…。もう細かすぎるところまで完全に水中でした。音楽も見せ場シーン以外はこもった感じというか、フィルターかけた感じの音楽だった気がします。

そして世界観の説明も秀逸。バルコの指導で初めて水中世界を知るシーン、アトランティスに入るシーン、そして終盤の水中大戦シーンと各シーンの見せ方がめちゃくちゃ上手い。何段階ギア上げるんですかって感じで、結局最後までギアを下げずに終わりましたね。アーサーとメラのキスシーンは戦場の光が花火的な演出してるし、そんな彼らの周りをカメラがぐるぐるしちゃうし…ジェームズ・ワンは本当にずるい男だね(褒め言葉)。

アクションとカメラワークが凄すぎる

じゃあ壮大なスケールで水中世界を描いた”CG凄いぞ映画”なのかって言うと、全くそうじゃない。アクションもそれと同じくらいおかしい。まず冒頭アトランナさんの長回し(風)アクション。もうカメラが動くのなんのって。家の中を回りつつポンポン敵を倒していく様は、爽快感を覚えると同時に「どんだけ計算してんだよ…」って逆に引くくらいの出来栄え。あんな空間上手く使っちゃうなんておかしいよ。

で、水中バトル。義理の弟、オームくんとのタイマンも圧巻アクションの連続。水中である事をフル活用し、地上じゃ明らかにできない動きを取り入れまくっているのが良いです。巨体のモモアもジャンプしたら結構な対空時間になるし、飛び回りながら次の動作に入っちゃう辺りとかも、いかに本作のアクション担当が変態なのかわかるシーン

何より凄かったのはイタリアでの二分割戦闘。アクアマンvsブラックマンタが正統派タイマンをしている裏でメラは兵隊さんたちと追いかけっこ。それがリアルタイムに進行し、カットを入れずにアングルを変えながら繋いでいく様はもうポカーンとするしかありませんでした。あのライノばりに直進しかできない兵隊さんを追うカメラも好き。ただまっすぐ追っているだけなんですけど、一軒一軒の生活風景が見えるとことか最高。

もうこれ、スペースオペラですよ

もう中盤までの展開で「こりゃあやべぇ…」ってなっていたところに、終盤の水中大戦シーン。もうコレ、スペースオペラじゃん!って大興奮です。いや、海中だからシーオペラなのか…?とにかく、主人公たちの戦いの裏で圧倒的な物量が交戦していて、なんかAT-ATらしきスターウォーズ感のある兵器も出てきて、とどめとばかりにパシフィック・リム感満載のKAIJUさんに乗ったキラキラ☆モモアさんが出てきたり。もうこいつは事件ですよ。映画何本分ですかっていうスケールのデカさ。

各キャラクターの造形も良かった。魚人族のデルトロ感、甲殻族の異星人感、そして海溝クリーチャー・トレンチのエイリアン感…。どのキャラクターも一目で判別できる個性が詰まっているし、その造形には一切の妥協も見えません。トレンチのスピンオフ映画作るってのも納得。あいつの登場シーンは完全にホラーのそれで笑いましたが(笑)

とにかくね、これなんですよ!僕が観たかったスペースオペラは。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も素晴らしかったんですけど、ジョークマシマシのあっちよりももっとド直球のスペースオペラ。こんな映画を待っていたんです。これ観た後、某スペースオペラのエピソード8観たら「ナニコレ?2時間ドラマ?」ってなるレベル。ジェームズ・ワン、ディズニーでスペースオペラを撮ってくれ。お願いします。

まとめ

評価:☆☆☆☆☆(5/5) 圧倒的スケール+ジェットコースター展開。こりゃもう劇場で観るしかないでしょ

本日はだいぶ興奮気味で書きましたが、本当にそれくらい面白い。観終わった後の満足感は三部作映画を一気見した時のそれに近い。安易に前後編構想しちゃう最近の映画界に革命を起こす、言葉で説明しなくても体(特に筋肉)に響く面白さがそこにありました。観ようと迷ってる人。悪い事言わないから、今すぐチケットを買うのです…!

今日はこんなところで。ではまた。

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