シリーズ第2弾!映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」は前作よりもトムが可愛いぞ。

映画

こんばんは。一週間くらい海外放浪してみたい、さめおです。

本日紹介する映画はトム・クルーズ主演の「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」です。昨日紹介した映画「アウトロー」の続編で、前作と同じように元米軍憲兵隊捜査官のジャック・リーチャーが色々活躍する映画です(雑)。それではあらすじから。

あらすじ・予告編

元米軍憲兵隊捜査官という肩書を持つジャック・リーチャー(トム・クルーズ)は、街から街へとあてもなくさまよう生活を送っている。ある店でトラブルに見舞われた上に保安官に連行されそうになった彼は、自分をめぐる何かしらの陰謀が動きだしているのを察知する。その後、元同僚であったターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を訪ねるが、彼女がスパイ容疑を掛けられて逮捕されたことを知る。ターナーを救い出して共に事態の真相を追ううちに、軍内部に不穏な動きのあることをつかむジャックだが…。

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』 予告編(トレーラーH)

解説・感想

シリーズ2作目となる本作ですが、前作から監督が代わっています。今作の監督は映画「ラスト・サムライ」でトム・クルーズとタッグを組んだ経験もあるエドワード・ズウィック。前作でメガホンを取ったクリストファー・マッカリーがMIシリーズ5作目のローグ・ネイションを撮る事になった事による交代劇でしょう。この監督交代が良くも悪くもジャック・リーチャーシリーズに変化を与えます。

本作の基本的なプロットは前作同様、巨大な陰謀に巻き込まれた知人を救うため、ジャック・リーチャーが追っ手をかわしながら真実を追求するというもの。そして彼は流れ者であるため一人での行動を好み、実際に前作で登場した味方はヒロインポジション一人+何故か妙に強かったおじいちゃんのみでした。しかし本作では罪を着せられ裁かれる直前だったヒロイン、更にはジャックの娘(?)のティーンエイジャーまで登場し、そのまま一緒に行動する事になります。その様子はまるでロードムービーのようでもあり、前作とは大きくかけ離れています。ここが第一の変化。

そして第二の変化も。昨日のレビューでも書いた通り、1作目を表現するのにふさわしい言葉は”ハードボイルド“。非常に渋く淡々とした描写も多いので、少し悪い言い方をすると地味な映画でした。しかし今作ではその印象が一転。まぁティーンエイジャー抱えながら地味な行動ができるかと言われると当然できない訳で、アクションからカースタントまで派手さが追加されました。昼間の逃走シーンなんかも増えて、画面が明るくなった印象です。銃撃戦でもお互い無駄に撃ってましたし。1作目はダーンだったのが、本作ではダダダダーンって感じ(笑)

これらの変化が顕著に表れた結果、本作は前作から興行収入を落とし、”大衆的だ!”、”凡作だ!”なんて評価を受けてしまいました。まぁ実際女性キャラの出演が増えて華やかになったし、派手な演出も増えたので、”大衆的”という表現は間違っていないと思います。でも僕の感想はその逆で、”大衆、大いに結構!“なんです。

(ここからはあくまで僕の持論です。こういう考えの人もいるんだなくらいの気持ちでご覧ください)

こういった大作映画、特にトム・クルーズ主演のアクション映画は大衆向けである事が大前提だと思うんですよね。50歳を過ぎたアクションスター、トム・クルーズを大衆が未だに求め続けるのは、僕らにできない決断をして、ギリギリのアクションをやって、最後には悪役を倒してくれる、そんなヒーロー要素を持ち合わせているからなんですよね。それはミッションインポッシブルシリーズに代表される彼の作品が未だに売れ続けている事で証明されています。アメコミ映画の大ヒットが話題をさらっている昨今ですが、いわばトム・クルーズは実在のヒーローなんですよ。それも年季の入ったヒーローです。

本作の批評に”展開が読める”、”ありきたり”というものもありましたが、それで良いんですよ。僕らがヒーローに求めるものはいつも変わらず勧善懲悪ですから。むしろ色々なお約束が入った方がニヤリとできて個人的には嬉しい。今作だと終盤娘が彼の弱みだと気が付かれて悪者に追われる展開とか。そこから最後一泡吹かせる方法とか。ベタベタのフラグから来るベタベタな展開を見て、”やっぱりそうだよね!”となる。この様式美が最高なんですよ!

確かに前作で僕らの前に現れたジャック・リーチャーを期待していた人が裏切られた気持ちもわかります。今作は”敵が誰か?”みたいなドキドキ感もそんなに無いですし、敵もちょっと小物かもしれません。ただ本作をあくまでもトム・クルーズの映画として観ると、細かい事を吹き飛ばしてくれる彼の力がみえてきて、やっぱり面白いんですよね。これがスターですよ。現代まで生き残ってるスターはもう一握りですが、生き残っている人にはやっぱり理由があります。

ちなみに本作でもトムは無駄に脱ぎます。それにつられるように共演のコビー・スマルダーズも脱いじゃうのがきっとスターの力なんだろうなぁ(笑)。食戟のソーマみたいだ。

あとトム+女性2人で進行するので、トムが仲間外れにされたり、女の子の扱いをわからず怒られたりします。これは新鮮で面白かったですね。せっかく人数分のご飯買ってきたのに一緒に食べてもらえなくてしょぼん(´・ω・`)ってなっちゃうトムも見どころです。

まとめ

評価:☆☆☆☆★(4/5) 前作よりも万人ウケする内かな。個人的にはこっちの方がトムらしくて好き!

本作はジャック・リーチャー映画として観るか、トム・クルーズ映画として観るかで大きく印象が変わります。続編ではありますが、直接的に繋がっているシーンはほとんどないので、できればトム・クルーズ映画として観る事をオススメします!

今日はこんなところで。ではまた。

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