こんばんは。洗濯物は部屋干し派、さめおです。
さて、本日のテーマは昨日に引き続き、今年の映画トップ10です。前編では10位から6位までを発表したので、後編となる今日はトップ5と総括を。あなたの好きな映画が入っているかどうか、お楽しみに!昨日の記事をまだご覧になっていない方は先にこちらからどうぞ。
ランキング:5位~1位
それではトップ5の発表です。まずは5位から。
5位「カメラを止めるな!」
あらすじ
人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っていた。過剰なリアリティーを求める監督からなかなかOKの声はかからず、撮影が難航する中、彼らは本物のゾンビの襲撃を受ける。大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき…。
感想
今年一番のサプライズヒットとなった本作。ネタバレ無しに語るの難しいんで、ちょっと話しちゃってもいいですかね…。気になる方は4位まで飛ばしてください。
実は僕が観たときはまだ2館くらいでしか上映されていない状態だったんですが、小さい映画館の満席という環境で観たことが凄く印象に残りました。特に後半、物語の裏側が見えるようになってからはみんなゲラゲラと笑っていて、僕もつられて大笑いしていました。特にお腹の弱いカメラマンがツボでした(笑)。いやー、映画館であんなに笑える体験なんて、このご時世なかなかできません。こういった”映画体験”を思い出させてくれた貴重な映画という事でランクインです!
拡大公開後はパクリがどうとかキャストへの配分が不当だとかネガティブなニュースも多かったんですが、その辺りは一気に有名になってしまったが故の副産物というか、しょうがない部分ですね。ただこういった映画に光が当たるようになっているのは、芸能事務所が大きな力を持っている日本映画界に一石を投じたのではないでしょうか?別にこの方式が悪いとまでは言いませんが、多様なスタイルの映画が出てくるのは喜ばしい事なので、第二第三の「カメ止め」が発掘される事を期待します!
4位「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」
あらすじ
三つの都市を標的にした同時核爆発計画の阻止を命じられたイーサン率いるIMFチームは、名前しかわかっていない犯人を追う事に苦しんでいた。タイムリミットが刻一刻と迫る中、イーサンの行動に不信感を抱くCIAから敏腕エージェントのウォーカーが送り込まれ、更に自体は複雑化していく…。
感想
ミッションインポッシブルシリーズももう6作目ですが、まだまだ面白いのがこのシリーズの凄いところ。トムだってもう50代半ばだっていうのになんだあのスタント力は!本当にトムが力尽きるまで続けてほしいシリーズです。
今作は今までのMIシリーズの中で唯一、前作から監督が代わっていません。今までは毎回違う監督がそれぞれの色を出していくのも魅力の一つだったので、クリストファー・マッカリー監督続投と聞いたときは、マンネリ化が少し不安でした。しかし今作はそんな不安を全く感じさせない新しいアクションてんこ盛りで、話の流れも良く練られていました。いたるところでシリーズ最高傑作との呼び声が上がったのも納得です。
監督が同じという事で、ストーリー的にも前作「ローグネイション」と結構繋がっていましたね。IMFのメンバーもブラント以外は続投でしたし、各キャラ活躍の場があって良かったです。特にサイモン・ペッグ演じるベンジーは今作でもヒロインやってて笑いました。MIシリーズはこのベンジー出てきてからだいぶエンタメ感が出てきたと思っているので、続編作るにしても彼は絶対に外さないでほしいなーと思っています。
今までのスパン考えると続編やるならトム60歳になっちゃいますねぇ。流石にもう1~2作が限界かなぁと考えると寂しいですね。
3位「ボヘミアン・ラプソディ」
あらすじ
1970年のロンドン。自分に劣等感を抱くフレディ・マーキュリーは、ボーカルが脱退したというブライアン・メイとロジャー・テイラーのバンドに自分を売り込む。そこへジョン・ディーコンも加わり、クイーンを結成、人気を博していくが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突に苦しむようになり…。
感想
今年のサプライズヒットその2。現在も興行収入をグングン伸ばしているお化け映画です。
本作も上映前は監督降板騒動やらなにやらでマイナスイメージがついていましたが、ふたを開ければそんな要素は微塵も感じさせないクオリティ。上映時間2時間半という時間も感じさせないエンタメ性を持っていたのは、やはりクイーンが持つドラマ性のおかげでしょうか。これ来るまで今年の音楽映画枠はグレショーかなと思っていたんですが、思わぬ伏兵でしたねー。
細かい感想は別記事がありますので、よろしければご覧ください!
ハマトゥフォー!映画「ボヘミアン・ラプソディ」でQueen世代になろう!
2位「レディ・プレイヤー1」
あらすじ
2045年、人類の多くは荒廃した世界から逃げるようにVRワールド「オアシス」で生活していた。ある日、オアシスの創設者の死と共に、オアシスの三つの謎を解いた者に莫大な財産とこの世界を与えるという遺言が発表される。これを受けて、全世界のオアシスプレイヤーはこの謎を解くことに熱中しはじめ…。
感想
僕らのスピルバーグ監督、待望のSF作品です。「E.T.」や「未知との遭遇」をテレビで観て育った僕にとって、映画館で彼の新作SF映画を観る事ができたのは夢のようでした。そしていくつになってもスピルバーグ映画は面白いし、ワクワクする感覚を再認識できました!
何より良かったのはやっぱり様々なキャラクターの共演。これをできたのはスピルバーグ監督の人望もあるんでしょうが、とにかく小ネタの宝庫で楽しい。アキラのバイクに始まり、スーパーヒーローたちやスピルバーグ作品に出演したキャラの数々、極めつけはガンダムvsメカ〇〇〇っていう。日本人が望む実写化を100%叶えてくれたスピルバーグ監督にただただ感謝するしかない映画でした。俺がガンダムだ!
最近だと「シュガー・ラッシュ:オンライン」も似たようなコンセプトですね。あっちはディズニー帝国が築き上げてきた力を使っての総出演でしたが、こっちはほぼスピルバーグ一人の功績だと考えると恐ろしい…。やっぱ時代を作った人は違うなぁ…。形は違えどこんな贅沢な映画2本を同じ年に観られるとは、いい時代になったものです。
1位「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
あらすじ
それぞれ異なるパワーを持つインフィニティ・ストーンが六つそろうと、世界を滅ぼせるほどの力が得られるという。アイアンマンやキャプテン・アメリカといったアベンジャーズメンバーは他のヒーローたちと共に、インフィニティ・ストーンを手に入れようとたくらむ最強の敵、サノスに立ち向かうが……。
感想
今年はこれダントツです。MCUファンが望む120%を2時間半に収めてくれたルッソ兄弟にはもう一生足向けて寝られませんよ。本当に素晴らしい、MCUの10年が全て詰まった映画でした。
特に各キャラの動き、絡ませ方が上手すぎて。ガーディアンズの面々とかどう絡ませるんだよって思っていたんですが、全く違和感が無かったです。特にソー、ロケット、グルートの3人はずっとこのメンバーで旅していたかのような馴染みっぷり。スタロの地球人煽りとかケヴィン・ベーコンの話もツボです。今作もガーディアンズパートはジェームズ・ガンが監修していたようなので、ほんと集大成ですね。
バトルパートもとにかく迫力満点で、特にタイタンでのサノスとのバトルは何回も見返すくらい好きです。ヒーローのチームプレイで強大な敵と戦う、正にアベンジャーズの真骨頂とも言えるシーンで、興奮しすぎて変な汗がでてきたレベル。ただあれでもヒーロー半分以下しか揃っていないですからね。続編のエンドゲームを観た日にはどうなってしまう事か…。
2018年総括
という訳でトップ10は以上です!次点としてはキングスマンやデップー2、アントマン&ワスプ辺り。この辺も入れるとアクション・アメコミ寄りすぎちゃうなぁと思い、泣く泣くランク外にしました。アニメ作品でもはニンジャバットマンはぶっ飛んでて面白かったし、ペンギンハイウェイも印象に残るシーンがおっぱいいっぱいありました。
日本映画界全体で観ると特大ヒットは無かったものの中ヒットがたくさん出たなぁという印象です。カメ止めやボヘミアンみたいなサプライズも出ましたし、まさかトップ争いをドラマ映画と国民的アニメがするなんて思ってもみませんでした。
個人的にはアメコミとアクションが強かった1年。来年は更にアメコミラッシュが期待できそうなので、非常に楽しみですね。そろそろDC映画も頑張ってほしいので、来年のアクアマンやシャザムに期待。
最後に
2回に渡ってお送りしたランキング企画、いかがだったでしょうか?僕自身もランキング作るの楽しかったので、また来年もやりたいと思います。これからも新作映画は観るたびにブログへ感想載せようと思うので、お付き合いいただけると嬉しいです。
今日はこんなところで。ではまた。
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