20年越しのユニバース化!映画「ミスター・ガラス」はM・ナイト・シャマラン製アベンジャーズだ!

映画

こんばんは。ユニバースもの大好き、さめおです。

本日1月18日、M・ナイト・シャマラン監督の最新作「ミスター・ガラス」が公開されました!シャラマン監督は「シックス・センス」の公開以降、シャマラニストと呼ばれる熱狂的なファンに支持され続けていますが、その一方あまり一般ウケしない作品が多いのも事実…。そんな彼の新作をたくさんのシャマラニストたちと鑑賞してきましたので、そのレビューをお届けします!まずはあらすじから。

あらすじ・予告編

ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まった。そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、高いIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集まっていた。

「ミスター・ガラス」予告編

解説・感想

本作、最初から最後までしっかりとシャマラン映画でした。シャマラニストを自称している方々であれば満足できる内容だと思いますが、その作りは少し不親切かな…。

一番の問題点は過去作品「アンブレイカブル」、「スプリット」の鑑賞が必須である事。前2作は世界観こそ共通であったものの、それぞれ独立した作品でしたが、本作はその2作の主要キャラクターが一堂に会するいわばM・ナイト・シャマラン版アベンジャーズ。そのためいきなり本作を鑑賞してしまうと、キャラクターの背景がわからず、「よくわからなかった…」という感想で終わってしまう可能性が高いです。

それなのに、予告編からはその情報がイマイチ伝わってきません。一応「アンブレイカブルのその後」という文言はありますが、スプリットに関しては全く触れられていませんからね。こんなちぐはぐな予告になっている背景にはスプリットだけ配給会社が違うという事情があるようですが、やはり不親切…。これから鑑賞する予定の方は必ず過去作を予習してから臨みましょう!

さて、それでは本題。僕は前2作を鑑賞済み(ただし結構前なので内容はうろ覚え)という状態で鑑賞したのですが、やはり別々の映画キャラクターが出会うというのは非常にワクワクするものでして、三人の邂逅シーンなんかは不思議な感動を覚えました!「シャマラン製アベンジャーズ、アッセンブル!」というにはかなり地味なシーンでしたが、そこが彼らしいというか…。

デヴィット=老けすぎたキャップ、ミスター・ガラス=フューリー(そのまんま)、ケヴィン=その他全員(雑)ってとこかな。ビーストはハルク枠で。あ、でもいきなりシビルウォーしちゃうしなぁ…。

………すみません、脱線しました。戻ります。

まずはメインキャラを演じた三人(ブルース・ウィリス、ジェームズ・マカヴォイ、サミュエル・L・ジャクソン)の演技。ここは流石ベテラン、全員文句なしの演技です。その中でもやはりずば抜けていたのは、24重人格者を演じ切ったジェームズ・マカヴォイ。本作ではスプリットよりも多くの人格が出てくるのですが、瞬間瞬間で表情を切り替えていく彼の演技には引き込まれました。やっぱり器用な役者さんだなぁ。

本作の主役であるミスター・ガラスを演じたサミュエルは出すぎな程色々な映画へ出ているのに、20年近くも前のキャラクターをしっかり演じ切っていて素晴らしかった。今作では彼自身の決め台詞”Mother F〇cker!“が無かったのは残念ですが、それでも圧倒的な存在感。反面ブルースはちょっと見せ場が少なかったかな…。能力が地味すぎるっていうのもあるんですけど。そこだけはちょっと残念。

そして肝心のストーリー、個人的にかなり楽しめました!やはり肝になるのはタイトルにもなっているミスター・ガラスの策略。これが終盤になっていくにつれて徐々に明らかになっていく様は気持ちがよく、かつ過去作とも絶妙に話を絡めてくるので、どんどん目が離せなくなっていきました。特に終盤明らかにされる事実はほんと何手先まで読んでるんだよってレベル。そして喜ばしい事にシャマランのお家芸、どんでん返しも健在です!特に今作はその方法がかなり練りこまれていて面白かったです。本作の結末はある意味インフィニティウォーよりも衝撃的だったかも…。

ただそこに行くまでの過程、序盤~中盤は少しダレてしまうシーンも。開始後30分くらいから会話劇のみのシーンが増えてくるので、この辺りは少し眠気が来たりも…。まぁ終盤の展開へ向かうための腹ごなしだと思えば全然我慢できる内容ではあります。

あとは結構シリアスな笑い的な箇所が多いです(笑)。至って真面目なシーンなんだけどキャラクターの動きが妙に面白かったり、「そんなんでいいの?」みたいなツッコミどころを抱えたまま話が進んだりしました。まぁここもシャマランらしいっちゃらしいので、そこを許容できるかどうかでも結構評価は変わりそう。

まとめ

評価:☆☆☆★★(3/5) かなり人を選ぶ映画。シャラマニストからは満点もらえる出来かも…

人によって評価が大きく割れる映画だと思います。僕は過去作鑑賞済みですが、シャマラニストという訳ではない人間なので、ちょくちょく引っかかる部分があった印象。そのため☆3評価です。本作をオススメできる人はシャマラニストの方、どんでん返しを観たい方(過去作予習必須!)、主演3人のファン(特にマカヴォイさん)といった感じですね。

ちなみに本作、パンフレットの販売がありませんでした。鑑賞した作品のパンフレットは必ず買う派の僕にとってはかなりの衝撃でして…。まさか100館規模公開でパンフレットが無いとは思いませんでした。購入派の方、ご注意ください!

今日はこんなところで。ではまた。

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