音楽止めて!映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」で笑いのわかるゾンビになろう!

映画

こんばんは。ゾンビは走らず歩いてほしい派、さめおです。

近年色々なタイプのゾンビ映画が出てきてますね。子供や老人がゾンビになったり、ゾンビが恋したり、ペットとして飼われたり。サメ映画と並んで今最も豊富なバリエーションを持ったジャンルだと思います。

そんなゾンビ映画界でもカルト的な人気を誇り、著名人のファンも多いショーン・オブ・ザ・デッドが本日のテーマです。

あらすじ

ロンドンで暮らすショーン(サイモン・ペッグ)は家電量販店で働く29歳。しかし人生の目標を持てない彼は、親友のエド(ニック・フロスト)とパブに入り浸るばかりの冴えない毎日を送っていた。だらしない生活と煮え切らない態度が理由で恋人リズ(ケイト・アシュフィールド)から振られてしまったショーンは、リズとヨリを戻すため生活を改めようと決意する。その直後、どこからか現れたゾンビによって世界中がパニックに。ショーンは離れて暮らす母親バーバラ(ペネロープ・ウィルトン)とリズを救うために行動を起こしていく。

Shaun of the Dead Official Trailer #1 – Simon Pegg Movie (2004) HD

感想

主演2人の笑える演技にエドガー・ライト監督の演出が見事にマッチ!終始笑えるけど大事な場面はちゃんと決める、そんな映画です。

ズッコケ3人組

監督のエドガー・ライト、主演のサイモン・ペッグ、ショーンの親友エドを演じるニック・フロストはTVドラマシリーズを作っていた頃からの仲。特にサイモン・ペッグからニック・フロストへの愛は凄まじく、過去9か月程一緒のベッドで寝ていた時期もあるんだとか。

そして本作はこの3人がやりたかった事をとにかく詰め込んだような映画で、彼ら全員の出世作とも言えます。ベイビードライバーを作って観客を驚かせたエドガー・ライト、ミッションインポッシブルシリーズなど大作映画への出演も増えてきたサイモン・ペッグ、コメディ映画を中心に唯一無二のキャラクターを多数演じているニック・フロストの原点が見られる、という意味でも非常に面白い作品です。

笑えるパニックシーン

この映画の魅力はなんと言っても主演二人+周りの人物が織りなすコメディシーンなのですが、一風変わっているのは音楽の使い方。

特に面白いのはパブでゾンビと敵対するシーン。ゾンビに周りを囲まれ籠城するしかなくなるシリアスな場面ですが、いきなりQueenDon’t Stop Me Nowが流れ始め、何故か全員が音楽に合わせて戦い始めます。ある者はリズムに合わせてゾンビを叩き、ある者はリズムに合わせてブレーカーをカチカチし、しかし突っ込む人間も出てこない謎の状態(笑)

他にも迫るゾンビの目の前で取っておきたいレコードの分別を始めたりと、基本的には緊張感の欠片もありません。と思ったら次のシーンには主要人物がゾンビに食われてしまったりするなど緩急の付け方がとてもうまいです。

まさかのエンディング

ゾンビ映画のエンディングはおおよそ

・特効薬が見つかってみんな治ってめでたしめでたしのハッピーエンド、

・なんとか山場を越えたもののこれからもゾンビ社会で生きていかなければならなくなる半バッドエンド

の2種類に分けられると思います。しかし本作はまさかの形で結末を迎えます。ネタバレになるため具体的な言及は避けますが、ハッピーにもバッドにも取れる面白いエンディングでした。そしてそのシーンでまたQueenのとある名曲が流れるのですが、曲名を知ってるとニヤリとしますね(笑)

3人組のその後

この3人は本作以降も2本ほど一緒に映画を作っています。

1. ショーン・オブ・ザ・デッド (2004年公開)

2. ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!- (2007年公開)

3. ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う! (2013年公開)

3作をまとめてスリー・フレーバー・コルネット3部作と呼んでいて、この2本も3人の魅力が溢れた映画になっています!その内レビューも書いてみたいと思います。

また上記3部作以外でもサイモン・ペッグとニック・フロストは何作か共演しています。その中で一番新しいのがスローターハウス・ルールズという映画。

Slaughterhouse Rulez: Official Trailer – At Cinemas Now

実は本国イギリスでは今年のハロウィンシーズンに公開済みですが、日本での公開はまだ未定のようです。B級感溢れるモンスターが出てくるわ、予告にThe HivesのTick Tick Boomが使われているわで完全にストライクっぽい映画なので、日本公開されるのを期待しています!

今日本で観られる2人の共演作であれば宇宙人ポールもおすすめ。アメリカのオタク文化をある程度知っていれば楽しさ倍増の宇宙人ロードムービーですよ!

今日はこんなところで。ではまた。

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